中央気象台は16日、地質災害気象予報を発表し、中国西部で、降水による地質災害への警戒を強めるよう求めた。予報によると16日夜から17日にかけて、青海省東北部、甘粛省中南部、陝西省西部、賀蘭山、および四川省北部の一部では、地質災害が起こる可能性を示す5段階の地質災害レベルが3級に達している。うち、甘粛省中部の一部では4級に達し、地すべり、土石流などの災害が起こる可能性が高く、警戒を強める必要がある。同気象台はまた、西部の生態システムは比較的薄弱なため、降水による洪水・冠水災害および山津波などの災害にも注意するよう求めた。今後3日間で、中国西部の大部分では広範囲で降水となると見られ、一部の地域では短期的に雷雨・大風、ひょうなどの天気となる見込み。(編集SN)
「人民網日本語版」2007年6月17日