17日は「砂漠化および干ばつと闘う国際デー」であるが、今年の中国でのテーマは科学による砂漠化の防止である。
新聞「人民日報」はこの日文章を載せ、「当面、世界の砂漠化は深刻化し、中国では、砂漠化した土地の面積は174万平方キロに上り、国土の18%を占めた。砂漠化は中国では重大な生態問題となっている。これまでの実践が立証しているように、資金不足や悪条件の下における砂漠化防止の段取りを速めるには科学的手段を強化しなければならない。それには、生態の整備と経済の発展を統一させる必要がある。それぞれ砂漠化した地区では、総合的な防止実験区を設け、旱魃や、寒冷、病虫害などに強い植物の栽培を普及するほか、実用技術の普及を強化して行く必要がある」と述べている。
「中国国際放送局 日本語部」より2007/06/17