東北部の黒龍江省の海林市にあるネコ科動物飼育繁殖センターは、いま世界では最大の東北トラの人工飼育地点となっており、ここで飼育されている東北トラの数は800頭余りに達し、そのうち、今年生まれた赤ちゃんトラは80頭余りです。
このセンターの責任者は、「今年の3月からこれまでに、40頭近くトラが80頭の子を生んだ。そしてまだ10頭余りが孕んでいる。今後数カ月間に20頭から30頭のトラの赤ちゃんが生まれる見込みだ」と紹介している。
東北トラは主に、中国の東北地区とロシアのシベリア地域に生息しており、国際野生動物基金は、東北トラを世界で絶滅の危機に瀕している動物の一つに入れています。
「中国国際放送局 日本語部」より2007/06/17