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増水期入りで、南部は洪水、北部は干ばつの被害が深刻

7月1日から諸河川の増水期に入った中国では現在、北部では干ばつ、南部では洪水の被害が深刻な様相を呈している。国家洪水干ばつ対策総指揮部弁公室の統計データによると、7月2日まで、全国の18の省・自治区・直轄市で洪水が発生し、農作物の被害面積は182万6000ヘクタールにのぼり、被災人口は3488万人で、そのうち233人が死亡、倒壊家屋は11万8500軒に達した。一方、干ばつの被害をこうむった農地面積は1033万ヘクタールで、平年の平均レベルを上回り、739万の人口、579万の牧畜の飲み水の供給にも困難が発生している。

最近は、南西地域の東部、華南、長江以南と長江淮河地域に降水が集中しており、そのうち華南の沿海地域と広西チワン族自治区北東部の先週の降水量は100~300ミリに達している。珠江、長江、びん江、嫩江などの流域の一部の中小河川では増水基準水位を超える洪水が発生し、柳江の上流と都柳江の支流・寨蒿河では史上最大の洪水が発生した。一方、華北、東北などの地域では6月27日以降、降水はあったが、降水量はアンバランス、強度と降水の面積が足りないため、大部分の地域では相変わらず干ばつが続いている。

国家洪水干ばつ対策総指揮部弁公室の張志彤常務副主任によると、現在、全国的範囲で降水が増加する傾向にあり、大河川では流域性の大洪水に随時見舞われる可能性がある。一部地域の洪水被害発生の確率が大きくなり、干ばつ続きの北部地域でも、随時に洪水に見舞われるおそれがあり、東南沿海部の台風に見舞われる回数やその強度もともに増大することになるかもしれない。また、長江以南、華南などの地域でも太平洋副熱帯高気圧の北への移動により干ばつに見舞われる可能性がある。

国家洪水干ばつ対策総指揮部弁公室は、ひどい洪水・干ばつに対応するため、洪水と干ばつ対策に徹底的に力を入れ、人々の命の安全の確保を最重要視し、予測・予報の作業と合同検討制度への取り組みを強化し、大河川の洪水防止対策の強化、増水期におけるダムの安全の確保、鉄砲水と台風の被害の予防に力を入れることにしている。

「チャイナネット」2007年7月4日

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