国家環境保護総局の潘岳副局長は3日北京で、「環境保護総局は、中国の13ヶ所の水質汚染が深刻な地域にある企業の汚染物質排出という不法行為への処罰として、地元の全ての工業と建設のプロジェクトへの審査と許可の手続きを停止する」と発表した。
それによると、処罰を受けた13ヶ所の地域は中国の長江、黄河、淮河、海河の4大流域に分布しており、その深刻な水質汚染は地元住民の健康に大きな脅威をもたらしている。
これについて潘岳副局長は、「これらの地域は3カ月内に、流域内の全ての汚染物質排出口の整備、汚水処理工場のいち早い操業開始などの7項目の措置を完了しなければならない。もし3カ月内に完了できなければ、環境保護総局は、処罰措置を続行していく」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」2007年7月4日