中国国家林業局の賈治邦局長は17日、北京で、「中国政府は、林業の発展による二酸化炭素排出削減の能力を向上することに力を入れ、地球温暖化に対応するためにさらに貢献していきたい」と述べた。
賈治邦局長は北京で開かれた記者会見で、「中国は森林、湿地の保護管理に力を入れると同時に、林業バイオマスエネルギーを大いに発展させる。また、中国の企業がこのバイオマスエネルギーの開発を目的とする植樹造林と森林の経営活動に参与することを奨励する」と述べた。
報道によると、年間600万トン余りのバイオ・ディーゼルオイルの原料を生産する需要を満たすため、2020年までに、中国は、生産量が高く、質が優れるエネルギー基地1300万ヘクタール余りを建設するということである。
「中国国際放送局 日本語部」より 2007年7月17日