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太湖、アオモ退治でバクテリアを使用

太湖のアオモの異常繁殖で無錫市で「飲料水危機」が引き起こされた後、アオモは最近では、太湖の南側に位置する浙江省の水域にも拡大し始めた。アオモの大繁殖を防ぐために、浙江省の関連部門は、「太湖流域水汚染対策のコア技術の集積とモデル工事建設」プロジェクトを緊急に始動させ、資金投下は計1億2000万元に達している。

アオモの大量繁殖の原因は、水中のアオモの食物、窒素とりんの含有量が多すぎることにあると見られているので、同プロジェクトの担当者は、バクテリアを培養して窒素やりんを食べさせ、アオモの繁殖に必要な栄養分を減らすことを考えている。つまり、自然界の水から窒素やりんを分解できるバクテリアを取り出して培養し、それを太湖に投与し、栄養物質の分解スピードを何倍も加速させるわけである。細菌の栄養物質を食べるスピードはアオモよりはるかに速いため、アオモは食料不足で「飢え死に」してしまうということ。また、こうしたバクテリアはもともと水中に含まれているなので、新たな汚染源となる可能性はない。

また、太湖沿岸の汚水処理場が年間100万トン以上の汚泥を産出することも、汚染をもたらす潜在的なリスクとなっている。同プロジェクトの担当者たちは、重金属を除去できるバクテリアを利用して汚泥を処理してから、他のバクテリアを利用して窒素やりんなどの物質取り除き、汚泥で有機肥料や建築用のレンガを作る技術を開発しているという。

「チャイナネット」2007年8月1日

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