一般は、CO2が地球温暖化の元凶だ、と人々は見ているが、ベルギー・ロイヤル気象学院は先般、同学院の研究レポートに基づいて、気候変動を引き起こす主の原因はCO2ではなく、水蒸気である、という見方を示している。
先般、ベルギーのメディアはロイヤル気象学院が発表することになった研究レポートを引用し、気候変動に対するCO2の影響は疑う余地はないが、それが唯一かつ決定的な要因ではないことを明らかにした。ベルギーロイヤル気象学院の気候専門家リュク・デバントリダイ氏は、人類が排出する温室ガスのなかで、最大の比率を占めているのはCO2ではなく、75%を占める水蒸気であると指摘している。
人々は温室ガスイコールCO2に等しいという結論を簡単に下しがちであるので、水蒸気が気候変動の主な原因であることに気づいている人は少ない、とデバントリダイ氏は語っている。
「チャイナネット」2007年8月7日