国家発展改革委員会の関係部門による「省エネ・排気削減全市民体験大型キャンペーン」が全国8都市統一で明日の夜実施される。明日の夜北京王府井辺りは30分間「消灯」し、一部の北京市民も家庭で5分間の「暗闇」を体験し、自らエネルギー不足が生活にもたらす影響を体験する。「新京報」が伝えた。
今回のキャンペーンは明日の夜8時から8時半まで実施される。この時間、王府井歩行者天国と東方広場沿いの長安街一帯の広告、ネオン灯、および建築をライトアップする照明が一時消灯され、歩行者天国の街灯と建築内部の照明はそのまま点灯される。
北京のキャンペーン主催者側は「王府井はその夜景の美しさで多くの観光客を引き寄せてきた。ここで20年以上夜を照らし続けた照明を消し、省エネを体験するのには意義があることだ」と語った。
北京王府井以外に、哈爾濱(ハルビン)の中央大道、西安の鐘鼓楼広場、重慶の朝天門港、南京の夫子廟、上海外灘および浦東陸家嘴建築群、武漢漢江浜江風景区、深せんの「世界の窓」でも観光用の照明が一時消灯される。
「人民網日本語版」2007年9月23日