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上海初の野生動物狩猟禁止区設置、密猟者は厳罰
野生動物が上海で前例のない保護を受ける。上海初の狩猟禁止区――白鶴、ニシトウネン幼鳥など野鳥類を主とする南匯東灘野生動物狩猟禁止区が25日に設立された。密猟者は法による厳罰を受ける。中国新聞社が伝えた。
南匯東灘野生動物狩猟禁止区は東が東中国海、南は杭州湾に面しており、総面積は122.5平方キロメートル、南匯区の総面積約17.8%を占める。狩猟禁止区内は砂浜や湿地が豊富で、渡り鳥が移動する重要な通過点。観測された野鳥類は190数種。うち上海では初めて発見されたのは白鶴、ニシトウネン幼鳥ら4種があり、カラシラサギ、ミユビシギなど水鳥の記録数は、世界の水鳥種群数の100分の1を超えた。
上海市緑化局の蔡友銘副局長によると、狩猟禁止区の設置は野生動物とその生息地を保護する重要な措置だという。南匯東灘地区は、南匯区の野生動物が生息、休憩、繁殖、活動する区域を全て野生動物の狩猟禁止区に確定した。
「人民網日本語版」2007年9月26日
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