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6日に行われた2007年上海国際海事フォーラムの記者会見で、中国の沿海水域の航行量がますます増えていると関係筋が明らかにした。統計データによると、2006年に中国の沿海水域を航行した船舶は464万隻にのぼり、一日平均1.27万隻で、その中では、各種のタンカーは162949隻で、一日平均446隻である。

タンカーの数量増や大型タンカーの頻繁な航行は、もともと多忙であった中国の沿海水域の通航環境をさらに複雑化させ、漏洩事故のリスクも拡大している。また、伝えられるところによると、現在、全国には各種遠洋運輸船舶100余隻もあり、その数は世界で9番目となっている。いったん汚染事故が生じると、海洋環境、人々の健康、財産の安全ひいては関連経済分野に甚大な損害をもたらすに違いない。

海南省海洋環境保全プロジェクト始動式現場（資料写真）

これに対して、現在、中国海事局はすでに国、沿海地域、港湾、埠頭及び船舶を一体とする5つのレベルの応急体制を整備しており、中国海事局及び沿海地域の各省･直轄市政府によって実施されている。

「チャイナネット」2007年11月9日