新華社通信によると、このほど、中国黒竜江省の興凱湖保護区と広東省の車八嶺保護区がユネスコ(国連教育科学文化機関)の認定によって、世界生物圏自然保護区ネットワークの新しいメンバーになった。これで、世界生物圏自然保護区に加入した中国の保護区は28に上った。
黒竜江省の興凱湖保護区は北東アジアで渡り鳥が飛来する最大の中継地であり、主にタンチョウヅルなどの渡り鳥や湿地の生態システムを保護している。また広東省の車八嶺保護区は主に中央アジアの熱帯常緑広葉樹林や野生動植物を保護している。
世界生物圏自然保護区ネットワークには世界の100あまりの国の500以上の生物圏保護区が加入している。
「中国国際放送局 日本語部」より2007年11月12日