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中国の環境保護事業、急速な発展を遂げる
発信時間: 2008-01-23 | チャイナネット

2008年の全国環境保護庁局長会議が22日、北京で開かれ、国家環境保護総局の周生賢局長は、現在の中国が直面する情勢を分析し、今後3年、特に2008年の環境保護作業の主な目標や任務などについて述べた。

周局長が挙げた2006年以降の環境保護作業で得た成果は次の通り。

1、汚染物質排出量削減目標の達成に進展。主な汚染物質総量の伸び率は顕著に減少し、脱硫施設の給炭ユニットが火力発電設備容量の45%を占め、全国の都市部汚水処理率も60%になった。そして2007年、主な2つの汚染物排出総量は初めてともに下がった。

2、重点流域や区域の環境整備を持続的に推進。例えば五輪のための環境保護措置の実施により、北京の大気の質は明らかに改善し、国連に高く評価されている。

3、「高消費、低利用、高汚染」の業界のペースの速い成長を効果的に抑制。

4、人々の生活にかかわる環境問題の解決に努力。集中的に飲料水源保護区や工業パーク、製紙企業の環境保護違反を取り締まっている。

5、生態系の保護で成果。国務院弁公庁が『農村環境保護作業を強化する意見』を配布し、環境保護総局は『全国農村環境汚染予防と整備に関する計画と綱要』を発表して、農村部における汚染の予防や整備の主な目標と任務を明らかにした。また中国は初めて全国土壌汚染状況を調査し、『国家重点生態系保護区に関する計画と綱要』及び『全国生物種資源保護と利用に関する計画と綱要』を発表した。

6、環境保護に対する資金投入の増加。この2年間、全国の環境保護に投入された額は5560億元で、同期のGDPの1.24%を占めている。

7.汚染源の全面調査、マクロ戦略の研究、水質汚染整備など、3つの基本的で戦略的なプロジェクトの着実な発展。

8.環境保護面での国際協力。多国間や2国間の環境協力強化を通じて、中国政府の環境保護への自信と責任を担う大国の姿をよりいっそう打ち立てている。

周局長は、2008年は「第十一次五カ年計画」に組み入れられた環境保護任務の肝心な1年であり、2008年の環境保護作業を完成することは、環境保護事業の急速な発展にとって重要であり、私たちは現実に向かいながら長期的な観点を持ち、環境保護の目標を達成するために、資源節約型と環境友好型社会の構築に取り組んでいかなければならないと語った。

「チャイナネット」2008年1月23日

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