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香港 環境にやさしい「紙製の棺」を推奨
発信時間: 2008-01-31 | チャイナネット

香港食物環境衛生署の周一岳局長は30日の立法会で、香港で今年一年間、火葬時間が短く、燃料節約になる環境にやさしい紙製の棺(ひつぎ)を使用していくよう市民に強く呼びかけていくことを明らかにした。この紙製棺の火葬費用については今のところ値下げは考えていないという。「南方都市報」が伝えた。

同署では昨年から紙製棺を市民に推奨してきた。昨年8月に環境保護棺展覧会を開催し、葬祭業界への浸透を図ったほか、非営利機関が昨年10月中旬、高齢者や介護機関、市民を対象にこの棺の良さを知ってもらおうと4日にわたりキャンペーン活動を実施した。

周局長は「市民が紙製棺を受け入れるようになるには環境保護についての地道な宣伝活動や教育が必要だ。食物環境衛生署では紙製棺の利用者の火葬を優先的に行う制度を確立したり、葬祭業者が紙製棺の選択肢を市民に提供することを規定するなど、葬祭業界や関連の非営利機関と緊密に連携しながら意見を交換していく」と述べた。

「人民網日本語版」2008年1月30日

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