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内モンゴル、黄河解氷期の増水に備える
発信時間: 2008-02-20 | チャイナネット

黄河水位が高く、危険が絶えない状況に対し、内モンゴル防水干ばつ対策指揮部は黄河解氷期の増水に備え、前倒しして準備を整えている。

内モンゴル防水干ばつ対策指揮部によると、黄河に土砂が年々堆積することで、水位が上昇し、加えて2007-2008年の結氷期に氷下の流れが小さいため、今年、増水状況は厳しい。春節連休に、黄河の内モンゴル区間に、堤防の380キロは水に触れ、オルドス市杭錦旗独貴塔拉区間で、6カ所に漏水が生じた。

内モンゴル自治区防水干ばつ対策指揮部は歴史的最高水位、当面の事情を踏まえ、黄河沿岸の防水当局に防水責任制を強化し、水門や暗渠に対する管理や保護を強化し、増水状況に応じて渡河禁令を発表したり、標示板を設置したりし、防水に必要な物資や機械を用意し、通信機器の点検や修理を怠らず、黄河安全を確保し、更に防水当局に即日から待機するよう求めた。

気温が高くなり、内モンゴル防水干ばつ対策指揮部は水文当局に増水状況に目を光らせ、毎日9 時30 分前に黄河水情報を報告し、黄河沿岸の防水当局に堤防の巡回点検を強化し、危険を見つけ次第、なくすよう求め、更に黄河沿岸の各地方に当番制度を強化し、防水部隊を待機させ、いざという時に必要な物資を充分に用意しておき、黄河安全を確保するよう求めた。

「中国国際放送局 日本語部」より2008年2月20日

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