ホーム>>生態環境>>自然環境
中国第2の内陸河川 今年から生態管理の探求
発信時間: 2008-03-13 | チャイナネット

黄河水利委員会黒河流域管理局によると、中国第2の内陸河川である黒河の流域において、今年から、8年間の水資源の調整管理の経験を踏まえた河川生態管理の探求が開始されようとしている。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

同管理局の責任者によると、黒川水資源の統一した管理の目的は、下流域の生態システムの存続と改善にある。生態管理において、流域の胡楊(ポプラの一種)の原生林や草地などの生態システムの変化の様子をさらに詳しく研究し、その生長の需要に基づき、さらに細分化された灌漑取水を行い、乏しい水資源を効率よく利用し、生態や社会経済への最大の効果を得るようにしていく。

祁連山脈の氷河を源流とする黒河は、青海省、甘粛省などを経て、最後には内蒙古自治区額済納(エチナ)で枯渇する。中国政府は2000年から、黒河の整備に巨額を投じ、水資源の統一管理を行っている。

「人民網日本語版」2008年3月13日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 各地で植樹活動がピーク 30年間で515億本を

· 解振華、中国は5つの措置で気候変動に対応

· チベット政府、高汚染産業を禁止

· 政協委員「環境保護総局が環境保護部に格上げ」

· チベット自治区主席、「青海チベット鉄道、環境に影響せず」