プラスチック製のレジ袋を制限する「限塑令」が今月1日から施行されたことをめぐり、新華社のウェブサイト「新華網」環境保護チャンネルがこのほど行ったオンライン調査によると、回答者の88.02%がレジ袋の代わりとして布製などの「エコバッグ」を準備した、あるいは準備中であると回答した。「新華網」が伝えた。
1日から、スーパーマーケット、商店、大型市場といった商品を小売りするすべての場所でブラスチック製レジ袋が有料となり、無料での提供が一律禁止されるととも
に、薄さ0.025ミリ以下のレジ袋の生産・販売・使用が禁止された。今回の調査はこうした動きに対応して行われたもので、1日までに多くの回答が寄せられた。
調査によると、レジ袋は日常生活で欠かせないものになっており、回答者の約94.71%が「生活の中でいつも使用している」と答えた。「ほとんど使用しない」とした人はわずか0.51%だった。使用済みレジ袋の処理方法については、「ゴミ袋にする」とした人が77.24%、「繰り返し使う」が13.16%、「捨てる」が9.60%に上った。レジ袋が環境によくないことは科学的にみて明らかだが、実際どれほどよくないのか、どのようによくないのかについて、「よく知っている」とした回答者は39.46%で、57.25%は「少し知っている」と答えたにとどまった。3.29%は「わからない」と答えた。
「人民網日本語版」2008年6月2日 |