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唐家山「せき止め湖」、排水急増による水質汚染はなし
発信時間: 2008-06-13 | チャイナネット

重慶市の環境保護局は、土砂等により川がせき止められてできた唐家山「せき止め湖」の排水急増による下流への影響について、重慶市内を流れるフウ江と嘉陵江に重大な汚染は生じておらず、両河川ともに3類水質基準を保っているとの計測結果を発表した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

同局は飲み水の安全を確保するため、10日から市レベルの緊急環境保護マニュアルを始動。市の環境観測センターと関係区県の環境保護局に対し、緊急観測の実施を指示した。

11日午後5時半頃に唐家山「せき止め湖」からの排水が重慶市内に到達して以降、市環境保護局は両河川への観測頻度を4時間ごとから1時間ごとに増やし、その結果を随時報告。12日午前10時の段階で、長江の永川朱沱、嘉陵江の合川東渡口・大渓溝、フウ江の玉渓・沖砂閘の水質はいずれも各基準を満たし、揮発性有機物、有機リン系農薬、有機塩素系農薬も検出されていない。急増した排水による重慶市の飲み水取水地の水質への影響はなかった。

「人民網日本語版」2008年6月13日

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