中国科学院華南植物園によると、同園が建設した「広東省熱帯亜熱帯植物資源庫」がこのほど広州で専門家による検収を通過した。本資源庫は中国初となる熱帯亜熱帯植物資源庫となる。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

本資源庫建設プロジェクトは広東省科学技術庁と広州市科学技術局が共同出資し、2005年に開始された。3年にわたる深い研究、努力の末、最新かつ系統化された熱帯亜熱帯植物資源移植生育基地が誕生した。本資源庫では熱帯亜熱帯の希少植物800種以上を保護、またデジタル化された熱帯亜熱帯植物資源データバンクおよび華南植物園繁殖植物データバンクが構築され、入力されたデータは1万1千情報以上に上る。

「人民網日本語版」2008年7月7日