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中国、気候変動進行の減速に貢献
発信時間: 2008-07-11 | チャイナネット

中国政府はここ数年、責任を担う発展途上国家として、以下の国情に見合った一連の政策・措置を講じ、気候変動進行の減速に積極的に貢献してきた。

経済構造の調整、技術進歩の加速、エネルギー利用効率の向上

中国は1991年から2005年まで、年平均5.6%のエネルギー消費成長率によって、年平均10.2%という国民経済成長率を支えてきた。1990年に2.68トン標準石炭だった1万元あたりのGDPエネルギー消耗は、2005年には1.43トン標準石炭まで減少、減少率は年平均4.1%。

低炭素エネルギーと再生可能エネルギーの発展、エネルギー構造の改善

中国の第一次エネルギー(石炭・石油・天然ガスなどの化石燃料および水力、原子力、地熱・薪炭など主に未加工の状態で供給されるエネルギー)消費において、石炭の占める割合は1990年の76.2%から2005年には68.9%まで低下した。中国の再生可能エネルギー利用量は2005年に1億6600万トン標準石炭に達し、エネルギー消費量全体の約7.5%を占め、これは3億8千万トンの二酸化炭素(CO2)削減に相当する。

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