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上海の崇明島、「林下産業」の循環モデルを模索
発信時間: 2008-07-08 | チャイナネット

上海の「技術革新行動計画」プロジェクトの一つとして、上海市農業科学院は堆積島である崇明島で「林下産業」(林地での栽培と飼育)の育成を模索し、かなりの循環効果を収めている。

「林下産業」は林地資源をよりどころとし、林の下の自然条件を利用して林地に成長するキノコ類と動植物を合理的に栽培、飼育したりして、循環型経済モデルを選択するようにしている。崇明島の林地面積は約2万ヘクタールで、森林カバー率は16.8%に達し、「林下産業」を発展させる条件が整っている。

科学技術者は元の生態林資源を充分に利用すると同時に、モモ、ナシ、ミカンなど数多くの良質の果樹を導入し、工芸林基地をつくり、林地ではニワトリとガチョウを飼育し、キノコ類を栽培することにしている。現在、7000羽余りのヒナ鳥、4万羽のガチョウのヒナを放し飼いしており、免疫接種と疾病の予防を厳格を行なっている。木の下の草や枝と昆虫はニワトリとガチョウのエサとなり、ニワトリとガチョウの糞は処理を経て林地の肥料にもなる。キノコ類栽培基地ではヤナギやポプラの切り枝がキノコ類栽培の材料となり、収獲したキノコ類の切れ端や廃棄されるキノコ類の胞子は処理された後、また林地にとっての得難い有機肥料ともなる。

「チャイナネット」2008/07/08

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