長江が増水期に入ってから最高水位に達した洪水が3日の早朝、順調に重慶の水域を通過し、朝天門の水位は178メートルに達した。今回の最高水位は警戒ラインを超えていないが、長江周辺の低地にある歩道や娯楽施設などは水に浸かった。

洪水に囲まれた重慶市の有名な古鎮・磁器口の埠頭

増水期に入って以降、最高水位に達した洪水が2日早朝、四川省南部の瀘州を通過し、この区間の航路を守る長江瀘州航路局は予定より早く準備を行い、全力で管理区域の航路の安全と滞りない運行を確保した。

長江上流は1日に豪雨に襲われ、瀘州の航路は今年の増水期に入ってから最高水位の13.10メートルを観測した。今回の最高水位は瀘州の二郎灘の水位を30時間以内に5メートル上昇させ、この数年で最高値だった。

「チャイナネット」 2009年8月4日