現在、フルンバイル市で「内蒙古自治区環境にやさしい農業発展フォーラム」が開催されている。農業省の農業機械化管理局の責任者はこの席上、「環境にやさしい農業の推進の見通しは明るい」と述べた。

責任者の紹介によると、農業省は90年代から重点的な農業技術の一つとして環境にやさしい農業を推進してきたということだ。2008年現在、環境にやさしい栽培方法を取り入れた耕作面積は330万ヘクタールに達している。

この栽培方法は伝統的な犂で耕すことに取って代わり、自然の循環機能を生かすことができる有機資源を利用し、農薬で雑草や虫の生長を抑えて地力の向上と維持を図るものだ。

「中国国際放送局　日本語部」より　2009年8月4日