ホーム>>生態環境>>動植物保護
チンパンジーが子ライオンの母親代わりに
発信時間: 2009-09-01 | チャイナネット

 

子ライオンを連れ散歩するチンパンジー

米国のある動物園で、「アンカナ」と名づけられたチンパンジーが人々の注目を集めている。アンカナは母親代わりとなり、子ライオンの世話をしているという。

報道によると、アンカナは米サウスカロライナ州にある絶滅危惧種保護センターからやってきた。専門家の指導を受け、短期間で大型のネコ科動物の世話を身につけたという。アンカナは子ライオンのセラリアンにミルクを飲ませることができるだけでなく、子ライオンが怖がっている時には抱きかかえて落ち着かせることもでき、動物園の管理人のよき助手となった。またアンカナは、動物園で暮らす子白虎2頭、子ヒョウ1頭、子ライオン4頭の世話をしたこともあり、母親代わりの役目をしっかり果たした。

動物学者のアントル博士は、「チンパンジーのアンカナは優秀な助手で、アンカナに『赤ちゃんのタオルが必要だ』と伝えれば、すぐに持ってきてくれる」と話す。

「チャイナネット」 2009年9月1日

 

     1   2  


  関連記事
  同コラムの最新記事

· イルカが泡を吐きながらスマイル!

· パンダの「円円」が台北で5歳の誕生日

· 森林の管理と回復のためのシンポジウムが九江で開催

· 東洞庭湖湿地には長江イルカとシフゾウが種群の回復が開始

· 犬の仮装パーティー