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「水中のパンダ」スナメリは、2000万年前からの生きた化石
発信時間: 2012-04-19 | チャイナネット

 

 

最近、洞庭湖で連続してスナメリの死亡事故が起こっている。3月3日から10頭ものスナメリが死亡している。中国科学院武漢ヨウスコウカワイルカ館で人工飼育されている7頭のスナメリがいる。18日、現場を訪問し、天然の「笑顔」を見せるかわいい生物を撮影した。

スナメリは長江に生息している、その希少性から「水中のパンダ」と呼ばれる国家二級保護動物だ。しかも世界自然保護基金 (WWF)で13種の世界絶滅危惧種に指定されている。

中国科学院水生生物研究所の王克雄研究員によれば、目下、スナメリの飼育環境はひどい状態だという。船舶の航行、土砂採掘、密漁、気候変動、水質汚染などどれもスナメリの死亡原因になりうる。洞庭湖の水位低下、密漁も収まらない。このような状態が続けば、長江のスナメリはヨウスコウカワイルカにつづき絶滅種になってしまい、天然のこの「笑顔」を二度と目にできなくなる恐れがあるという。

 

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