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媽閣廟は澳門半島西端の媽閣山の西側の山腹にあり、主として山門、鳥居、正殿、弘仁殿、観世音殿および正覚禅林からなり、これらの建築物は緻密かつ精巧なもので、十分かつ自然に融合しており、配置状況は入り混じっているように見えるが秩序整然としたものである。
媽閣廟の本殿には天后が祭られており、「神山の第一殿」といわれ、殿内に明の万暦33年(1605)の築造当初の石刻が保留されている。このため、媽閣廟は澳門に現存する廟の中で考証が可能な実物の存在する最も古い廟であり、もとの建築物が最も長く保存されてきた澳門の文化財でもある。 |
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