中国共産党北京市委員会の劉淇書記は17日、北京でフォーチュン世界フォーラムに出席した日本・伊藤忠商事の丹羽宇一郎会長一行と会見した。
劉書記は、「伊藤忠商事は世界500強企業であり、今回の訪問が双方(伊藤忠商事と北京市)の経済協力の幅広い展開を促進すると信じる。北京は現在、発展における重要なチャンスの時期にある。国際的な企業とのつながりを強化することは、われわれの一貫した主張だ。丹羽宇一郎会長には、引き続き北京の経済発展のためにご提案をいただきたい。また伊藤忠商事が北京での投資を拡大し、北京に地区本部を設立することを歓迎する」と話した。また、北京の都市計画、北京の経済・社会の発展、2008年北京五輪の準備状況などについて説明した。
丹羽会長は、北京での業務分野拡大や北京の関連会社への増資、北京への地区本部設立の計画を説明。北京市からの関心や支持への期待を伝えた。
「人民網日本語版」2005年5月18日