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華僑華人大会「台湾同胞に告げる書」を発表

福建省厦門(アモイ)市で開かれていた第3回世界華僑華人社団聯誼大会の閉幕式で、会議に出席した代表はそれぞれミンナン語と標準語で「台湾同胞に告げる書」を読み上げた。

世界五大陸の80カ国以上から来た華僑・華人の代表約400人は「台湾同胞に告げる書」の中で次のように指摘した。

「台湾独立」は決して台湾を愛することではなく、台湾を害することである。決して台湾の幸福とはならず、かえって台湾の災いとなる。ここ数年来「台湾独立」分裂活動は絶え間なく激しくなり、(中国大陸部と台湾の)両岸関係を危機の瀬戸際へ押しやっている。海外の華僑・華人は深く心配し、憂慮し、心を痛めている。今年3月に全国人民代表大会で採択された「反国家分裂法」は、台湾同胞や海外同胞を含む全中華民族に平和と分裂反対の心の声を求めている。

現在、両岸関係に現れたいくつかの緩和の兆しを、海外の華僑・華人は高く評価している。同時に、両岸同胞の心の手を取り合い、困難を共に切り抜け、一つの家を共に建ててほしいと望んでいる。

台湾ビジネスマン向け春節(旧正月)チャーター便は開放的、双方向的な交流を多く実現した。連戦先生(国民党主席)と宋楚瑜先生(親民党主席)は大勢と民意に応じ、相前後して訪問団を率いて大陸を訪問した。大陸部は、大陸側住民による台湾観光旅行を開放し、台湾産果物約10種に対する関税撤廃を実現し、台湾同胞にパンダを贈ることを決め、台湾住民が大陸部を訪れる時の出入境手続きを簡略化し、大陸部の大学で学ぶ台湾出身学生には大陸部出身学生と同じ標準的学費を設定し、台湾同胞が大陸部で就業する条件を徐々に緩和することにした。こうした善意は両岸同胞共通の期待に完全にかなっており、中国と世界の発展の潮流にも順応している。

写真:キャンドルに火をともして、台湾同胞に「台湾独立反対、統一促進」を呼び掛けた第3回世界華僑華人社団聯誼大会の代表

「人民網日本語版」2005年5月24日

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