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中国初の献体地方法規、福建で審議を通過

このほど、『福建省遺体と器官捐献条例』が福建省人民代表大会常務委員会の審議を通過した。該条例により公民の献体が奨励され、遺体、器官の売買が禁止される。知るところによれば、これは中国初の献体に関する地方法規である。

公民の献体を奨励するために、条例には地方各級政府関係部門が遺体、器官の提供者及び遺体、器官の提供に貢献した事業所、個人を表彰し、奨励を与えることができると規定されている。被提供者が指定されていない献体の場合は、その本人および親族が器官移植を受ける優先権を有する。二人以上に優先権者がいる場合、福建省紅十字会が申請登記の時間に基づいて順序を確定する。

条例ではさらに、提供された遺体、器官は自己意志による無償を原則とし、提供器官の移植は科学的で公正、公平の原則を遵守しなければならず、遺体、器官の売買を禁止している。遺体を売買した場合、衛生行政部門が不法所得を没収すると同時に、売買双方に対し取引額の3~5倍の罰金を科す。遺体の転売をした場合、不法所得を没収すると同時に、取引額の7~10倍の罰金を科す。医療機関或いは医療従事者が器官を転売した場合も、条例に明確な処罰が規定されている。

関係者は、「該条例は遺体、器官の提供行為の規範化、提供、受入れなど各方面の合法的権益の保障の助けになる」との認識を示している。

「チャイナネット」2005/06/08

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