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「違法・不良情報受付センター」、設立1年で顕著な成果上げる

インターネットの「違法・不良情報受付センター」設立1周年大会が10日午後、北京で開かれた。この1年間、同センターは市民の民意を反映させ、ネット環境を整備し、業界の自律を促進するなど数々の成果ある仕事を行ってきたと、出席者は一致して評価した。

 

 

 

同センターは2004年6月10日に設立され、これまでに市民から延べ14万3000件にのぼる情報が寄せられた。うち内外のポルノサイトに関するものが67.5%、邪教の宣伝が4.4%、ネット詐欺行為が1.6%を占める。

市民からの情報を受けて同センターが検査を行った後、公安部や国務院新聞弁公室、情報産業部など国の法執行・行政機関に報告した情報は1878件に達した。うちポルノサイト関連が1264件、賭博サイトが307件。

 

同センターは『インターネット報道情報サービス自律公約』や『インターネットサイトが猥褻、ポルノなどの不良な情報の伝播を禁止する自律規範』『インターネット検索エンジンサーバーが猥褻、ポルノなどの違法・不良情報を抑制する自律規範』に基づき、社会道徳に反するホームページ約3万件、青少年に明らかに害となる写真1万4000枚余りなど、サイトに対し延べ約10万件にのぼる様々な違法・不良情報を削除するよう督促した。

大会には国務院新聞弁公室の蔡名照副主任、中国互聯網(インターネット)協会の胡啓恒理事長のほか、情報産業部など関係機関の責任者が出席し祝辞を述べた。

 

 

 

挨拶に立った蔡名照副主任は「違法・不良情報受付センターは市民の呼びかけで誕生し、市民の支持を受けながら成長してきた。この1年の間に寄せられた14万件余りの情報は、猥褻やポルノの伝播、邪教の宣伝、流言蜚語や中傷、詐欺、賭博などネット上での違法、不良な情報を市民が非常に忌み嫌っていることを物語っている。同センターは強い責任感をもって市民から寄せられた各情報を処理し、法執行機関による猥褻・ポルノサイトの取り締まりや、賭博という違法な犯罪の取り締まりなどの行動を支持など非常に大きな役割を果たした。またセンターという新たなルートを通して、市民はインターネット情報を伝播するための秩序の維持に参与できるようになった」と述べた。

大会には国内の著名サイトの代表、インターネット利用者の代表や記者も出席した。

「チャイナネット」2005年6月10日

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