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江蘇省、7月1日から都市計画公示制度を実施

江蘇省建設庁が明らかにしたところによると、江蘇省は今年7月1日から、全省で都市計画公示制度を実施することになった。

江蘇省は、2003年7月から省管轄下の都市において都市計画公示制度を試行し、都市計画に含まれるプロジェクトを決まった場所、メディア、ウェブサイト及び掲示板などて公示し、市民の意見を募り、それに基づいて修正を行い計画法案をより完備なものにするようにしており、非常によい結果を得ている。今年7月1日から、江蘇省13の省管轄の都市で都市計画公示制度が正式に実施され、県クラスの各都市でもこれに準拠して試行されることとなった。間もなく全面的に実施される都市計画公示制度では、都市計画の策定、計画実施の管理、観察・監督、行政管理などにおける情報公示基準を明記している。

全体的な計画、区ごとの計画など都市の発展方向を反映するマクロ面の計画及び居住区、長い歴史のある市外区、風景名勝区など住民の生活と密接な計画には、それぞれ異なった公示基準と公示の時期が定められている。審査を経て認可された計画方案も社会に向けて公表し、工事現場に必ず「建設プロジェクト計画認可公示マーク」を掲げ、建築密度などの指標を明記し、公衆の監督を受けなければならないことになっている。

江蘇省建設庁都市計画処の責任者によると、計画公示の目的は非科学的要素による影響を避け、計画における意思決定の透明化と民主化を確立し、住民の合法的権益を守ることにある。計画策定プロセスの公示は、計画行政主管部門の法に基づいての行政判断を促し、計画に対する監督・監察の公示は、プロジェクトの下請け業者に対して有効な監督が可能となった。そして、知る権利が自らの権利を守る前提となっている。計画公示制度の実施は行政認可行為の前に矛盾を処理・解消することに役立ち、調和の取れた社会を築き上げるうえで積極的な役割を果たすことになる。

「チャイナネット」2005年6月10日

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