中国共産党の中央機関紙「人民日報」が12日伝えたところによると、回良玉副総理はこのほど、中国一の川である長江における洪水防止作業を視察し、「各部門は法に基づき洪水を防止し、力をあわせて被害を最小限に食い止める」と語った。
今年5月以降、長江の中流・下流地域では雨量が大幅に増え、一部の支流の水位は警戒ラインを超え、一部地区で大きな被害を起こした。
回良玉副総理は8日から11日にかけて、長江流域の一部の重点水利施設を視察し、天気と水位の変化に注目し、天気予報を確実に行うと同時に、ダムの安全確保と鉄砲水の発生防止に力を入れ、自己保護の意識とその能力の向上を目指し、水害救援の準備作業などを着実に進めるよう関係部門に要求した。
「CRI」より 2005/06/13