第二次世界大戦の戦死者の遺族からなる日本遺族会は11日東京で幹部会を開き、靖国参拝問題を真剣に考慮するよう小泉首相に求めた。
「毎日新聞」によると、この遺族会の会長で、自民党の古賀元幹事長は声明を発表し、靖国参拝で小泉首相は「近隣諸国に配慮し、理解してもらうことが必要だ」との見解を示した。
これは日本遺族会が、靖国参拝問題で初めて中国や韓国などに配慮するよう首相に求めたもので、これまで遺族会は、首相の靖国参拝促進をその活動の最重点としてきた。
「CRI」より2005/06/13