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チャイナネット、20余のウェブサイトと提携

 

チャイナネットは12月27日に天津市で、全国28のニュースサイトと「全国ニュース・ネット・プラットホームの共同構築に関する契約書」に調印した。契約書によると、チャイナネット(china.org.cn)は北京の千竜ネット、上海の東方ネット、天津の北方ネットなど20余のニュースサイトと情報資源を共有し、チャイナネットのプラットホームに「ネット上の中国百科全書」を構築し、多くの言語で世界に中国を紹介することになった。チャイナネットの黄友義総裁が調印式を主宰し、李家明同執行副総裁が関係ニュースサイトの代表らと契約書に調印した。調印式には国務院新聞弁公室の蔡明照副主任、中国共産党天津市委員会常務委員、宣伝部長の肖懐遠氏らが出席した。

国務院新聞弁公室の蔡明照副主任は調印の後で、「協力を強化し、世界に向かおう」というテーマでスピーチを行い、要旨次のように述べた。

全国数十のニュースサイトとチャイナネットが契約書に調印したことは大きな意義をもつものである。このような協力を通じて各地の情報資源をフルに生かし、チャイナネットというブランドを利用し、それにチャイナネットと全国数十のニュースサイトとの相互アクセスによって、より全面的かつ系統的に、更に深く掘り下げて世界に中国をアピールしてもらいたい。

チャイナネットはここ数年急速な発展を遂げ、今年11月現在のページビューは昨年同期比15倍も増え、そのうちの50%以上は海外からのものであり、すでに一定のブランド力をもつに至っており、世界銀行などとも国際協力関係を結んでいる。

天津市北方ネットの王奕総経理は、各地のニュースサイトがそれぞれの地方の特色ある情報資源をチャイナネットのプラットホームに集めることは、対外的影響力の拡大にプラスとなるに違いない。これは優位性の相互補完、互利互恵、相互促進の協力事業である、としている。

北京、上海、天津、重慶、黒竜江、吉林、遼寧、河北、甘粛、青海、新疆、山東、江蘇、浙江、安徽、福建、河南、湖南、広東、広西、雲南、貴州、四川、海南など24の省、自治区、直轄市の政府新聞弁公室とウェブサイトの関係責任者が調印式に出席した。

「チャイナネット」 2001年12月27日