新疆ウィグル自治区の南西部に位置するホータン地区にある2つの重点プロジェクト――ホータン空港拡充工事、ホータン天然ガス発電所の建設プロジェクトがこのほど着工された。自治区の党委員会副書記、自治区政府常務副主席の王金祥氏が着工式に出席した。
ホータン空港は1965年につくられたもので、諸施設が現段階の発展の需要に適応できなくなっている。そのため、国は1億9790万元を投下して空港を改築することを決めた。工事は今年10月末に竣工しオープンする予定。工事完成後の空港は最大型旅客機の離着陸が可能となる。蘭州軍区の風景泉副司令員も空港拡充工事の着工式に参加した。
ホータン発電所建設プロジェクトは自治区が「第10次5カ年計画」期に実施する最大の天然ガス発電所建設プロジェクトである。数年間の探査を経て、ホータン河流域には620億立方bの天然ガスが埋蔵されていることが分かった。同プロジェクトは3期にわけて工事を進めることになり、初期工事の投資額は2億6000万元で、第1組の発電ユニットの発電量は5万kw時となる。工事全体の完成後、総発電量は30万kw時に上る。同プロジェクトの着工はホータン地区における石油天然ガスの開発が始まったことを示すものである。
「チャイナネット」2002/01/10