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チベット自治区成立 40 周年

社員のレンズに収められたチベット

秋景色のチベット

チベット

航空

 

 

かつて国際航空界から「空中飛行禁止区域」に入れられたチベット航空路は「世界の屋根」といわれるチベットが国内外と最も速く交流するルートとなっている。チベットの航空路は1965年3月1日から開通し、西南航空公司の航空機が最初に成都からラサまで飛んだ。現在、北京、成都、重慶、西安、西寧、広州、上海、昆明、中甸とラサの間に定期便が往復している。自治区内にチャムドとラサを結ぶ定期便がある。ネパールの首都カトマンズとラサの間に国際便がある。2004年8月、西南航空公司はラサでチベット支社を設立し、現在、同公司は高原飛行に適するエアバスA319とボーイング757をそれぞれ5機と2機擁しており、チベットの航空事業は新たな発展期に入っている。

2003年7月28日、南方航空公司は広州・ディチン・ラサ航空路を開設し、西南航空公司が38年間チベットに飛ぶ航空業務を独占する局面を打ち破った。4機のボーイング757がこの新しい航空路を飛んでいる。高原飛行であるため、この4機のボーイング757は普通のボーイング757と違って酸素システムと増圧システムがとくに取り付けられており、タイヤも高速タイヤに替えられた。

ここ10年来、チベット民間航空の旅客輸送量と貨物・郵便物輸送量は年平均13.3%のスピードで増えた。国際航空公司のチベットに飛ぶ往復便は毎週40余便あり、年間旅客輸送量は初めの延べ4000余人から2004年の延べ80余万人に増えた。2005年3月1日現在、無事に離着陸した航空機は延べ5万余機に達し、旅客輸送量は延べ700余万人、貨物・郵便物輸送量は15万トンに達した。それと同時に、災害救助用の緊急物資と特殊物資などの重要な輸送任務を何回も完成した。

 

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