北京・ラサ間の旅客列車は3日早朝、1686メートルの凍土トンネルを通り抜けた。これは青海・チベット高原を走る初の列車である。
専門家は、世界で海抜が最も高いこの鉄道は、今後チベットへの輸送の75%を担っていくと予測している。また、青蔵鉄道はこれからも、日喀則(シガズェ)や林芝(ニンチ)などの地区へと延長され、南アジア地区と結ぶ「国際商業貿易路」の建設にプラスになると見られている。
「CRI」より2006/07/03