中国共産党中央台湾工作弁公室の報道官は7日、共産党と国民党の関係者が共催する両岸(大陸部と台湾)農業合作フォーラムについてのインタビューに応えた際、以下のように述べた。
大陸部・台湾双方の住民、特に農民の方々への福祉のため、両党の関係部門は今年10月に台北で両岸農業合作フォーラムを共催する決定をした。しかし残念なことに、この双方の関係を改善・発展させるための交流活動に対して、台湾当局がさまざまな政治的条件を出し、延期を申し入れ、台北での開催を阻止しようとした。国民党の関係部門は各方面との交渉で解決を試みたが、現在までに良い結果は出ていない。各事情を考慮した結果、台湾当局の不当な妨げにより、台北での開催は不可能となった。9月に入り開催が間近に迫る中、経済の共同発展促進と、双方の平和で安定した関係発展のため、国民党の提案を受け、予定通り10月に、場所を替えて大陸部で同フォーラムを開催することが決定した。
「人民網日本語版」2006年9月8日