外交部の定例会見で14日、秦剛報道官が記者の質問に答えた。
――米国議会はダライ・ラマ14世への議会名誉黄金勲章の授与を決定した。コメントは。
米国議会は中国の度重なる厳正な申し入れをも顧みず、いわゆる「議会名誉黄金勲章」をダライ・ラマに授与する議案の可決に固執し、「西蔵(チベット)独立」勢力に著しく過ったシグナルを送り、中国の内政に荒々しく干渉し、中米関係を損なった。中国はこれに対し、強烈な不満と断固たる反対を表明する。
ダライ・ラマの数十年間にわたる言動は、彼が宗教の看板を掲げて、長年にわたり祖国分裂活動に携わる政治流亡者であることを示している。彼は「西蔵独立」分裂活動を止めたことがない。中国はいかなる国や人物が、ダライ・ラマ問題を利用して中国の内政に干渉することにも、断固として反対する。「人民網日本語版」2006年9月15日