国家質量検験検疫総局(品質監督部門)は18日、日本から輸入されたSK―IIブランドの化粧品から禁止物質が検出された問題について、再度深刻な問題が出れば、関連商品をしばらく輸入停止にするとの考えを示した。北京の日刊紙「京華時報」が新華社の情報として伝えた。
同局の輸出入食品安全局の責任者は、「品質監督部門は消費者の安全、健康に関る商品に対して検査検疫を厳格に行い、いささかもあいまいにはしない」とし、再度深刻な問題が出た場合は、「中華人民共和国輸出入商品検査法」とその実施条例、および「出入境検験検疫リスク予防と緊急対応管理規定」などの規定に照らして、関連商品をしばらく輸入停止にすることを明らかにした。
同局の関係者は18日、「SK―IIの問題が報告されてから、P&G社(中国名:宝潔公司)はすでに大都市の消費者に対し、問題商品の返品を受け付けた。これについては同局も肯定的な見方をしている。企業は中国の関連基準に従って生産を行い、生産段階で厳しい検査を行って商品の品質を確保し、中国の消費者の健康と安全を保障しなければならない」と述べた。
「人民網日本語版」2006年9月19日