世界貿易機関(WTO)加盟5周年に際し、中国自動車産業5年間の発展について中国機械工業連合会の張小虞副会長は取材に答え次のように述べた。
――2001年以来、中国の自動車産業にはどの様な変化がありましたか?
5年間における中国の自動車産業の発展は、人々に不安を与えていたものから人々を奮い起こすものへとなった。それが主に4つの分野に現れている。
(1)自動車生産量の急増。2001年の約230万台から2006年には700万台に増加している。
(2)自動車の輸出入台数のバランスが取れている。WTO加盟時の承諾事項を適切に履行するという基本のもと、自動車の輸出伸び幅は輸入を上回り、2005年には輸出台数が輸入台数を上回るという状態に転じた。
(3)個人消費が中国自動車市場の中心となった。年間自動車販売台数中、個人消費の占める割合が2001年の30%から2006年には70%に上昇している。
(4)自主ブランド車の急速な発展。現在、自主ブランド車の市場に占めるシェアは3割近くとなり、輸出も盛んになっている。
「人民網日本語版」2006年12月14日