「中日国交正常化30周年記念座談会」が8月14日、中国侵略日本軍による南京大虐殺犠牲同胞記念館で開かれた。30人余りの専門家と日本、ドイツの学者、大学生らが座談会に出席した。
出席者らは、中日関係の歴史、現状、未来について分析し、展望を語った。
上海復旦大学・歴史学科の趙建民教授は「歴史は、中日関係を発展させる政治基盤であることを正確に認識すべきだ。歴史認識では中日間に問題が一部存在し、日本政府は逃れることのできない責任を負っている。日本政府は日本国民が侵略の歴史を正視し、歴史を手本に未来を創造するように働きかけるべきだ」と指摘した。
日本経済大学二年生の今沢敬さんは「南京大虐殺犠牲同胞記念館を見学後、大変、驚きました。南京大虐殺でこれほど大きな被害があったとは想像していませんでした。帰国後、より多くの友人に真相を伝えたい」と語った。
「人民網日本語版」2002年8月15日
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