全国人民代表大会常務委員会の李鵬委員長は29日午後、日本経団連の荒木浩副会長を団長とする日本アジア交流協会代表団と人民大会堂で会見した。
この中で李鵬委員長は「中国は平和を愛する一国家で、現在は経済建設に力を入れている。中国の発展は中国人民に幸福をもたらすのみならず、人類に対する大きな貢献でもある。中国の発展はいずれの国の脅威ともならず、中国との経済協力のチャンスを外国にもたらす」と強調した。
これに対し荒木団長は「日本アジア交流協会は、前向きの精神で日中関係の発展に積極的に力を尽くしたい」と伝えるとともに「近年、何度も中国を訪問しているが、そのたびに新たな変化がある。中国のスピーディーな発展は、日中経済協力の将来性を切り開いた」と述べた。
「人民網日本語版」2002年8月30日
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