東中国海で「中国包囲」、日本にその力はあるのか

日本の萩生田光一官房副長官は2日の記者会見で、中国が「中日中間線」付近に設置した16基のガス田掘削施設のうち、3基が生産活動を示していることを確認し、外交ルートを通じて中国側に抗議したと述べた。日本はなぜこのタイミングで、東中国海のガス田開発問題で、いきなり中国に難癖をつけたのだろうか?

据报,日本官房副长官萩生田光一在2日的记者会上称,确认中国在“东海中日中间线”附近建造的16处油气田钻井平台中,3处正在进行追加施工,通过外交渠道向中方提出抗议。日本为何要在此时在东海油气田开采问题上突然向中国发难?

まず、米比などの中国海上包囲に協力するためだ。中国の南中国海における島礁の建設が加速するに伴い、米比などの国も海からの中国けん制を強化している。インドもベトナムに先進的な「ブラモス」ミサイルを輸出し、衛星データセンターを建設している。日本はさらにG7サミットで、南中国海を議事日程に盛り込んだ。

首先是在时机上配合美菲等国针对中国的海上围堵。随着中国在南海进行岛礁建设的步伐的加快,美菲等国在海上对中国进行遏制的力度也在加大。而印度也开始对越南销售先进的“布拉莫斯”导弹并兴建卫星接收站,日本更是在G7峰会上将南海问题纳入会议议程。

これらを背景とし、日本が東中国海問題でいきなり中国に難癖をつけたのは、典型的な政治の投機的心理によるものだ。中国が南中国海問題で米比越などと対峙するなか、東中国海問題を利用し火を煽り立て、中国に海洋問題の挟み撃ちをかける。対処が間に合わず進退窮まる状況にすることで、東中国海問題の主導権を手にする。

在此背景下,日本突然在东海问题上向中国发难,实际上是出于一种典型的政治投机心态:利用中国在南海问题上与美菲越等国对峙之际,在东海问题上趁火打劫,使中国在海洋问题上两线作战,首尾不能相顾,处于进退失据的窘境,进而谋取东海问题的主动权。

次に、中日のシーパワーの変化に対する焦りのためだ。日本は長期的に、中国に対して優越感を持っていた。東アジアで最も先進的な海洋国である日本の自衛隊が、先進的な装備と高度に訓練された隊員を持つことは、周知の通りだ。日本人記者の井上和彦氏は、自衛隊の7つの世界一を挙げた。これは掃海、対潜、通常動力潜水艦、F-2戦闘機、ハイテクミサイル、F-15戦闘機のパイロットとメンテナンス、教育体制のことだ。

其次是对中日海上力量对比转变的焦虑。长期以来,日本对于中国一直有一种优越感。作为东亚最发达的海洋国家,日本自卫队的装备先进和训练有素是有目共睹的。日本记者井上和彦甚至排出了自卫队的7个世界第一:扫雷、反潜、常规动力潜艇、F-2战斗机、高技术导弹、F-15战斗机的飞行员和维护、教育体制。

中国のGDPが2010年に日本を抜くと、そのシーパワーの発展も日本を追い抜き始めた。米国防総省が2015年度に発表した中国軍事力報告書によると、中国海軍の現代化計画は、より先進的な技術を持つフレキシブルな海軍部隊を生み出した。中国は老朽艦の退役を加速し、先進的な対艦・防空・対潜武器およびレーダーを持つ大型・多目的作戦艦艇に取り替えている。

而随着2010年中国的GDP反超日本,其海上力量的发展也开始赶超日本。据美国国防部2015年度发布的中国军力报告介绍,中国海军现代化计划造就了一支技术更先进、更灵活的海军部队。中国正在加速退役老旧舰艇,换装配备先进反舰、防空、反潜武器和探测器的大型多任务作战舰艇。

これと比べ、海上自衛隊は弱点を露呈している。著名軍事コメンテーターの劉美武氏は、香港紙『信報』の寄稿記事の中で、「海上自衛隊は先進的な装備と高度に訓練された隊員を持つが、構造に乱れがあり、能力に不備があり、かつ単独作戦能力を有するシーパワーを持たない」と指摘した。

相比之下,日本海上自卫队却暴露出一些弱点。著名军事评论员刘美武曾在香港《信报》撰文指出,日本海上自卫队是一支装备先进、训练有素但结构失衡、能力不全且缺乏独立作战能力的海上武装力量。

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