中日経済貿易協力の新天地を切り開いた改革開放
『光明日報』の駐日記者 厳聖禾
この2年の日本は政局不安で、新しい首相の対中政策が中国の人々の関心を集めている。日本の専門家や学者、政府役人はこの問題に話しが及ぶと、「日中経済貿易の関係がこれほど緊密化している今、だれが首相になっても中国との関係発展を重視しなければならない」と軽く話す。
日本の財務省が8月に発表したデータでは、2008年7月の日本の対中輸出額は1兆2864億円で、38カ月連続して増加した。同じ月の対米輸出額は1兆2763億円と11カ月連続で落ち込み、中国大陸部は初めて米国を抜いて日本にとって最大の輸出先になった。
しかし30年前の1978年、中日両国の貿易額はわずか48億ドル。中国の改革開放は、中国経済の急速な発展を促進しただけではなく、中日間の貿易の急速な成長も促した。