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電車に乗って考えたあれこれ
発信時間: 2009-12-11 | チャイナネット

発達した交通ネットワークに驚き、乗り換えの面倒臭さや方角がさっぱり分からないことに戸惑う・・・。東京に行って地下鉄などに乗ったことのある人は、みんなこう感じているのではないだろうか。日本を出発する前に多くの人から「迷子にならないように」と注意された。そして東京に来てからは「やっぱり東京の電車は複雑でしょう」とメッセンジャーであいさつ代わりに書いてくる。

前回は、東京は数千万人の人口がいるのにとても静かで、まっ昼間でも人の影さえ見えないと書いが、電車を利用してみると「なるほど人はみんな駅に集まっているのだ」と納得した。

 

ファッションの最前線


駅はまるでファッションショーのように、「世界のファッションの都」といわれる東京の最も前衛的で美しい光景が見られる。ミニスカート姿の高校生や優雅でしとやかなOL、長いつけまつげを付けた厚化粧の若い女性…。見ているとなかなか彼女たちから目が離せない。

ファッションへの追求は、男女も年齢も季節も問わない。東京で一番、目を引いたのが男性たちのファッションだ。有名ブランドのカバン、立派な身なりや前衛的なヘアスタイル、眉を落としたり描いたり、マスカラを塗ったりと、中国の「潮男」と呼ばれるおしゃれな男性たちがもうひとふんばりしなければならないほど日本の男性のおしゃれへの追及は徹底している。

また同じ日にショートパンツにハイヒールのサンダルを履いた人と、セーターにブーツを合わせた人を目にする。しかも誰もこの激しいコントラストに驚かず、「それほど驚く必要があるの?ごく自然なこと」というような平然な顔をしている。小さい時からずっと「季節に合う服を着なければならない」と言っていた母がこれを見れば、きっと「まったく話にならない」と嘆くだろう。

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