第2次世界大戦後、中国東北地方に残された日本の民間人のために中国が行った帰国支援事業を記念する、「葫蘆島在留日本人100万人送還」60周年式典が24~26日、遼寧省葫蘆島市で開催される。中国人民対外友好協会と遼寧省人民政府の共催。外交部の姜瑜報道官は22日の定例記者会見で同行事について質問を受け、次のように答えた。
「在留日本人100万人送還」60周年式典を中国が開催する目的は、中日両国民の相互信頼と相互理解を促進し、中日関係を改善かつ発展させるためだ。当時の送還事業は、中国国民の広く深い懐と、人道主義の精神を反映している。中日関係は得がたいものであり、両国はこれを重視し、大切にしなければならない。
「人民網日本語版」2006年6月23日