中国人民抗日戦争勝利60周年を記念するため、中国東部の都市南京市にある南京大虐殺遭難同胞記念館で、内外で集められた重要な文物と資料が展示される。
南京大虐殺が1937年12月に発生し、当時、30万以上の中国人が日本侵略軍に虐殺された。20年前、南京大虐殺遭難同胞記念館が南京で建てられた。
この記念館の朱成山館長によると、ここ数年、この記念館は職員をアメリカ、日本、ヨーロッパに派遣し、南京大虐殺に関連する文物と資料の収集に当たらせた。これらの職員は南京大虐殺を目撃した外国証人の日記、手紙、写真を集め、また、外国の証人が当時撮影した映像をコピーし、写真を2000枚余り複写した。これら文物と資料の一部は南京大虐殺記念館がまもなく行う展覧会で展示される。
「CRI」より2005/04/21