今年は世界の反ファシズム戦争勝利60周年であるが、5月の9日は欧州勝利デーである。ここ数日、欧州と大洋州の一部の国では、これにちなんで記念活動が行われている。
ドイツの首都ベルリンでは、ドイツ投降と第二次世界大戦終結60周年を記念してベルリンの東西を走るメイン通りで多くの人が参加する記念行事が行われ、世界の平和を祈り、ドイツ極右勢力の台頭に反対した。
7日午後、チェコ政府はプラハの街頭で「プラハ蜂起」を再演した。
フランスの第三の港町ダンケルクでは5000人余りが雨の中を街頭に繰り出し、歴史の足跡を追うテーマのデモ行進を行った。
チェコの中部都市ピルセンではこの都市の解放60周年を記念して5日から記念活動が始まっている。
オーストラリアでは8日首都キャンペラで、第二次世界大戦終結60周年の記念イベントが行われた。
ブルガリア、オーストリアとポーランドなどでも7日記念活動が行われている。
「CRI」より2005/05/09