抗日戦争の勝利60周年を記念し、ニューヨークのアジア文化センターで「抗日戦争と華僑写真展」が開催された。展示品数百点は1930~40年代の国共合作時の抗日戦争に関する写真が中心で、全世界の中国系住民が抗日戦争に果たした歴史的貢献を振り返る内容となっている。
展示された写真には、出版物に日本の侵略軍による残虐行為を暴く記事を載せたり、街頭で祖国抗戦を宣伝する劇を演じたりする華僑・華人の姿が映し出されている。また、抗戦のために惜しみなく資金を寄付したり、参戦のために帰国したり、英雄的に身を投げったりする人の姿もある。さまざまな国際活動を展開し、現地の政府や人々に理解・同情・支持を訴え、中国の反ファシスト闘争への声援を送る人々の姿もある。
劉碧偉・駐ニューヨーク中国総領事は中国政府を代表し、海外の中国系住民による抗日戦争中の貢献に謝意を表明。「世界が歴史を心に刻み、過去を忘れず、平和を尊び、国内外の中国系住民が世界の平和と発展のため共に努力することを望む」と述べた。
「人民網日本語版」2005年7月13日